些細なことでカッ(怒)となって、すぐキレてしまう人。
実はその人は、本当は怒っているのではありません。
自分では受け止めきれないほどの恐怖に圧倒されているのです。
キレる人は、本当は繊細な心の持ち主で、傷ついて深い悲しみや恐怖を感じています。
その恐怖を感じたくないので、怒りを使って隠しているのです。
怒りの感情は、自分の命や、自分にとって大切なものや人を守るために必要です。
しかし、コントロールできないほどの感情は、結果、自分だけでなく大切な身の周り
の人達も傷つけてしまうということになりかねません。
感情に振り回され、自分自身の主導権を失った状態となるからです。
キレてしまうというような感情に支配されない為には、まず自分が感じている本当の
気持ちに気づくこと。
そして、怒りや悲しみ、恐れの感情を自然に感じて表現することができるようになる
ということです。
そもそも、人が人を傷つけることはできません。
なぜなら、人は人のことを正確に把握することなどできないので、その人のことを正確
に判断したりすることも不可能だからです。
すべてを把握することができていない他人に判断されても、それはその人にとってそう
受け取れるというだけのことであり、もっと言えばその人の問題なのかもしれません。
傷ついたと思う(受け入れる)から傷つくのです。
人と過去は変えられません。
でも自分と未来は、望むように変えられます。
自分の世界は自分で作っています。
もし、変わりたいと思ったら、必ずなりたいようになれるのです。
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